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魔法陣使い#05

第05話「旋風(後編)」

宇宙に浮かぶ円盤都市コズモス。
ここに住む女の子たちの物語。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

街で暴れ回る『つむじ風』のバグズ。
すばしっこくて高いところまで飛ばれたら、今の私では捕まえることができない。
でもこの間みたいに路地裏まで追い詰めることができれば、次はきっと上手くいく…かも!

昨日の遊興施設で練習したことがきっと役に立つハズ。
それにしても0.3Gから1.0Gに戻した時の疲労感※がすごい。
今日になってもちょっとダメージが残ってる。

※海やプールから上がった時の感覚の数倍すごいやつだと思って下さい。

これは午前の授業から眠気との戦いだな。

zzz...

放課後、ランたちに昨日のことをからかわれつつ二人と別れ部室に向かった。

「メグミせんぱーい!」
今日もセイラは飛びついてきた。
「この前は途中で帰っちゃってゴメンね」
「急だったんでビックリしましたよ、
あの日は商店街で妙な騒ぎがあったんでひょっとして巻き込まれたんじゃないかと心配してました」
セイラの真面目顏。
ちょっと可愛い。

「でも何もなかったようで何よりです、
元気なメグミ先輩が見ることができてセイラは嬉しいです!」
また飛びついてきた。

「それでこの間の続きなんだけど、いいかな?」
「はい!もちろん!あ、そういえば…」
思わせぶりなセイラの態度。
「どうしたの?」

「先ほど立ち入り禁止区画に入ってゆかれる方を見ました」
「え?それほんと?どんなヒトだった?」
「綺麗な長い金髪の女性の方でした、
お歳は大学生くらいでしょうか」
「学生?あそこってフューリー財団の関係のある人しか出入り出来ないんじゃなかったっけ?」
「確か財団関係者に、ここの大学に通われている方が一人いたはず」
おお、ちょっとだけ進展。
「そのヒト…」
といいかけた瞬間、またもタイミングの悪いことに私の端末の着信音が鳴った。

慌てる私。
正面には顔を曇らせているセイラ。
「ゴメン!セイラ!今日も急用ができちゃった!」
「メグミ先輩…」
「後でいっぱいギュッとしてあげるから、許して!」
勢いで言っちゃったけど、今は仕方ない。
「はい!いつまでもお待ちしております!」
一気に表情が明るくなったセイラを置いて学校を出た。
「もしもしメグミちゃん?また出たよ、
多分同じやつ!」

大家さんの情報によると現れたのはこの間の『つむじ風』のバグズ。
やっぱり駅前の商店街に現れたそうだ。

私はその足で直接商店街に向かった。
いた!
『つむじ風』のバグズがまたも暴れまわっている。

私は路地裏に駆け込み。
カバンからリーダーと『変身』の魔法陣を取り出した。

「魔法陣(サーキット)自動詠唱(ロード)!!」

魔法少女に変身!

「バグズ!今日は逃さないわよ!」

サーキットリーダーに『麻痺』と

『捕縛』をセット。

バグズに向かってトリガーを引く。

外れた!

でもそれは予定通り。
続けて2、3回と『捕縛』をロードしてバグズをこの間みたいに路地裏に追い込んだ。

ここまではこの間と同じ。
だけどここからは違う!

胸に装着している『変身』の魔法陣に手を当て、もう一度変身した自分の姿をイメージする。

いつもの魔法少女コスにアレンジ!
ふんわりスカートは短めに、
ドロワーズはスパッツに、
ベースカラーをピンクからブルーに!

「イメージした通りに変身できた!」
さぁ、ここからが本番。

魔法陣『浮遊(ゼログラビティ)』!

体が宙に浮き上がる。
「自由に飛び回ることは出来ないけど、
ここなら!」

勢いよく壁を蹴る!
反対側にきたらまたジャンプ!

ジャンプを繰り返してバグズに近づく。
そして狙いをつけて、
魔法陣『捕縛(キャブチャー)』!!

やった!
魔法の檻の中でバグズが魔法陣に戻ってゆく。

「魔法陣回収成功!!」
心地よい疲労感。
カードの使い方を自分で思いついて上手に使いこなすことができた。

この『旋風』の魔法陣、何かに使い道はないかな?

(第05話終)
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